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 アメリカンフットボールの東日本社会人選手権決勝・第40回パールボウル(朝日新聞社など後援)は28日、東京ドームであり、オービックがIBMを28―2で下し、2大会連続7度目(前身のリクルート時代を含む)の優勝を飾った。

 オービックは第1クオーター(Q)、RB望月がタッチダウン(TD)ランを決めて7点を先行。第2QにはQBハワードがWR木下にTDパスを決めて14―0とし、後半も2TDと圧倒した。最優秀選手(MVP)にはオービックのQBハワードが選ばれた。

23歳ハワードがみせた

 秋の戦いも見据えた両チームには、それぞれの思惑がある。

 IBMは昨季の社会人王者決定戦で富士通に大差で惨敗。この戦いを自信を取り戻すきっかけにしたい。一方のオービックは、5年ぶりの日本一奪還へさらに勢いづきたいところだ。

 昨季と同カードとなった決戦で弾みをつけたのはオービックだった。

 第1クオーター(Q)から今季加入のQBハワードがみせた。自らのランで得点機を演出。7点リードの第2QにはWR木下へ、第3Qには今度はTEハフにTDパスを決めた。

 ハワードは米ウェストバージニア大で2015、16年とエースQBとして活躍した。180センチと小柄な司令塔に米プロフットボールリーグ(NFL)への道は開かれなかったが、その「走」のレベルの高さ、「投」の安定感は、まさに驚異だ。

 準決勝のリクシル戦はパスで164ヤード、走ってはチーム最長の61ヤードを獲得。この決勝でも期待通りの活躍で、チームを2年連続の春の王者に導いた。

 今季8度目の日本一を狙うチームに、23歳の頼もしい存在が現れた。(榊原一生)

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