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 来月8日初日の大相撲名古屋場所を前に、7場所連続休場中の横綱稀勢の里が29日、名古屋市緑区内であった二所ノ関一門の連合稽古に参加した。平幕の竜電相手に5勝4敗と精彩を欠いた。本人は「まあまあ」と調整段階を強調したが、不安は拭えない。

 稀勢の里はかつて自身の付け人をしていた竜電を三番稽古(同じ相手と続けて取る)の相手に指名。しかし相手のまわしを引けず、力なく後退する場面もあった。武器である左からの攻めにならなかった内容に、稽古後、報道陣から「色々(取組を)試したのか」と質問が飛んだ。稀勢の里は「まあ、しっかり」と言葉少なに会場を後にした。

 同じ一門の鳴戸親方(元大関琴欧洲)は「何をしたいのか分からない。中途半端」。左胸などのけがの影響より、長期休場による相撲勘の欠如を指摘した。師匠の田子ノ浦親方(元幕内隆の鶴)は「全体的に課題がある」と渋い表情。名古屋場所の出場については「とりあえず稽古をどんどんやらせて」と明言を避けた。

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