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 甲府市出身で2000年シドニー五輪競泳に出場した萩原智子さん(38)が29日、同市古府中町の相川小学校(山坂洋校長)で、「夢の先生」として4~6年生約200人に夢を持つことの素晴らしさや楽しさを話した。

 開府500年記念事業の一環で、甲府ゆかりの著名人に語ってもらう「こうふドリームキャンパス」で講演した。

 萩原さんは小学6年の時、バルセロナ五輪競泳で当時14歳の岩崎恭子さんが金メダルを獲得した姿を見て、「岩崎さんみたいになりたい」と五輪出場の夢を持ったことを紹介。「絶対に何々したいという強い覚悟がないと、夢って近づきません。夢を実現するためにはその強い気持ちを決めてほしい」と語りかけた。

 シドニー五輪では200メートル背泳ぎで0・16秒差で4位になり、メダル獲得を逃した時、3位のライバルの日本人選手を素直に祝福できたエピソードを紹介。「メダルを取れなかったのは悔しかったけれど、ライバルがいたからここまでこられた。尊敬しあえるライバルをたくさんつくることが大事」と、児童たちに呼びかけた。(中沢滋人)