[PR]

 判決の原本が未完成のまま判決を言い渡していたとして、岐阜地裁が懲戒申し立てをしていた同地裁の山崎秀尚判事(58)について、名古屋高裁は戒告の懲戒処分とした。28日付。

 岐阜地裁が29日、発表した。処分理由によると、山崎判事は名古屋地裁岡崎支部に在任中の昨年4月17日~今年3月30日の間、36件の民事訴訟で判決の原本が完成していない状態で判決を言い渡した。

 民事訴訟法では、「判決の言い渡しは判決書の原本に基づいてする」と定めている。発覚後、山崎判事は岐阜地裁の調査に「事件処理に追われ、やむなく行った」と説明したという。

 岐阜地裁の田村真所長は「誠に遺憾であり、再発防止に努める」とコメントした。