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 総合商社の興和は、名古屋城そばで所有するホテルナゴヤキャッスル(名古屋市西区、195室)について、2020年をめどに建て替え、数年後に中部圏屈指の最高級ホテルとして再開業を目指す方針を固めた。

 興和の三輪芳弘社長が、朝日新聞の取材に明らかにした。ナゴヤキャッスルは1969(昭和44)年の開業。名古屋城を眺める一等地にあり、中部財界の会合などに利用されてきた。ただ、老朽化が進み、名古屋市が昨年公表した耐震診断では「震度6強以上で倒壊の危険性が高い」とされた。そのため、耐震補強工事を施した。

 今後について、三輪氏は「2020年に近いところで建て替える。23年から25年あたりにかけて、トップブランドのホテルをやりたい」と述べた。客室単価を引き上げ、富裕層や海外客を意識した最高級ホテルとする考えだ。外資との提携については「キャッスルの名前は残す。やるならオリジナルブランドでやりたい」と否定した。このホテルは、米マリオット・インターナショナルとのフランチャイズ契約で、00年から「ウェスティンナゴヤキャッスル」に改称。契約解消に伴って今年2月、元の名前に戻した。(斉藤明美)