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 国産ブドウを使ったワインの出来栄えを評価する日本ワインコンクールの審査結果が31日、発表された。24道府県から787点が出品され、金賞22、銀賞88、銅賞189、奨励賞29の計328点の受賞が決まった。「欧州系品種 白」部門で初めて広島県から金賞銘柄が出るなど産地の広がりが見られた。

 山梨県内からは、全国最多の334点が出品され、同じく最多の11点が金賞に輝いた。県内で古くから栽培されている日本固有のブドウ品種「甲州」部門では、「グランポレール山梨甲州樽(たる)発酵」が3年連続で部門最高賞と金賞に選ばれた。審査委員長を務めた酒類総合研究所の後藤奈美・理事長は「甲州のフルーティーさと厚みのある味わいに加え、良質な樽の香味と良く調和したワイン」と講評した。

 コンクールは、日本ワイナリー協会や県などでつくる実行委員会の主催で16回目。出品の多かった2016年、17年のビンテージ(収穫年)は雨が多く、ブドウ栽培には厳しい年だった。実行委会長の奥田徹・山梨大教授は「(悪条件を)跳ね返して良いワインを造れる技術的な向上が見られた」と話した。(平畑玄洋)

県内の部門最高賞

【欧州系品種 赤】

シャトー・メルシャン 椀子(マリコ)オムニス2015

【甲州】

グランポレール山梨甲州樽発酵2017

【スパークリング】

フジクレール 甲州スパークリング2017