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 眼光鋭く力強い体軀(たいく)、鬼をあしらった台座――。6月15日早朝、自宅でスマートフォンを見ていた和歌山県立博物館の大河内智之・主査学芸員は、眠気が吹き飛んだ。

 画面には大手ネットオークションサイトに出品された仏像の写真が何枚も映し出されていた。「仏教美術 玉眼(ぎょくがん)木彫毘沙門天(びしゃもんてん)」。文化財としては未指定だが、1千円から出品された価格は、5日間で34万1千円まで上がっていた。

 「あれや!」。

後世に継ぐべき文化財の散逸が次々と判明しています。地域では過疎化や高齢化が進み、自治体も余裕がありません。文化財を守るためにどうすればよいのかを考え、随時掲載していきます。

 同県岩出市の寺から約2カ月前…

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