[PR]

 米国務省は1日、国務次官補(東アジア・太平洋担当)に昨年12月に指名されていたスーザン・ソーントン国務次官補代行が7月末に退職することを明らかにした。人事を承認する米議会上院で同氏を「親中派」とする見方が強く、承認手続きが進んでいなかった。

 東アジア・太平洋担当の国務次官補は北朝鮮の核ミサイル問題をはじめ、中国の海洋進出問題などに対応する対アジア外交の「司令塔」だが、前任のダニエル・ラッセル氏が昨年3月に退任してから空席が続いている。国務省は国務次官補の人事選定を早急に進める方針だが、見通しは立っていない。(ワシントン=園田耕司