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 東京電力福島第一原発の事故で住民が避難した浪江町を中心に東日本大震災後の浜通りの姿を撮った写真展「フクシマ無窮~7年が過ぎて」が5日、福島市上町の福島テルサで始まる。16日まで。

 漁船の出初め式や鉄道の再開、実証栽培の田植え、祭りなど復興が進む姿がある一方、ランドセルが残されたままの帰還困難区域内の小学校の教室など厳しい現実を切り取った作品36点が展示される。

 撮影したのは、震災時に朝日新聞東京本社の写真部長だったジャーナリスト渡辺幹夫さん(60)。「戻ろうにも戻れない町があります。7年の歳月は、放射能汚染の見えないこわさと、震災復興の温度差を、よりあらわにしています」と話している。

 会場は福島テルサ4階のギャラリーで、午前10時~午後6時(最終日は午後5時)。入場無料。15日午後2時からは渡辺さんのトークイベントがある。