有近隆史
2018年7月16日08時11分
できれば関わりたくない「ご近所トラブル」。でも異なる考えを持つ人同士が近くに住んでいる以上、巻き込まれてしまうこともあります。
◇
「たばこを他人のベランダに投げ捨てる悪質な事件が、喫煙を規制する決め手となりました」。東京都江東区の無職の男性(68)はそう振り返る。
男性が住むのは460戸ある14階建てマンション。2010年から6年間、管理組合の理事を務めた。4年ほど前の8月のある夜のこと。涼しい風を呼び込もうと、男性がリビングの窓を開けていたら、たばこの煙の臭いが室内に入ってきた。急いで窓を閉めた。
部屋での喫煙を家族から嫌がられ、ベランダでたばこを吸う人たち。哀れみを込めて「ホタル族」と呼ばれる。
「気持ちのいいものではない。どうにかできないか」。そう考えていたところ、実は組合にも同様の苦情が寄せられていた。マンションの正面玄関横には灰皿が設置されていた。自室で吸えない住民が、帰宅時に寄って吸っていた。その煙が真上のベランダを直撃。住民から「布団も干せない」と悲鳴が上がっていた。
理事会は「玄関横からの灰皿撤去」「ベランダでの喫煙禁止」でまとまりかけた。ただ、理事長が「待った」をかけた。「喫煙者にも吸う権利がある」。理事長は喫煙者だった。一方、男性を含む他の理事は「受動喫煙の害は世間の常識」。理事会は紛糾した。
そんな時に起きたのが冒頭の事…
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朝日新聞社会部