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 パリ郊外の刑務所で1日、受刑者が、外部の共犯者3人が乗っ取ったヘリコプターで白昼堂々と脱獄した。わずか10分足らずの「手際のよさ」だった。仏捜査当局が約2900人の態勢で行方を追っている。受刑者は過去にもプラスチック爆弾を使って脱獄し、約1カ月半後に捕まっていた。

 AFP通信などによると、脱獄劇があったのは1日午前11時半ごろ。ルドワヌ・ファイド受刑者(46)の仲間2人が刑務所近郊の飛行場でパイロットを武器で脅してヘリを離陸させた。別の地点で電動工具を持った仲間1人を乗せて、刑務所構内に着陸。催涙ガスを投げ込み、工具でドアをこじ開け侵入した。親族と面会中だった受刑者を連れてヘリで逃走したという。ヘリは対空侵入を防ぐ網が張られていない場所に着陸しており、事前にドローンを飛ばして救出地点を探っていた可能性があるという。

 ヘリは約60キロ離れた場所で、殴打されたパイロットとともに見つかった。そこで4人目の共犯者が待ち受けており、車でさらに逃走したという。

 防犯カメラには、「固まった表…

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