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 米フェイスブック(FB)が日産自動車など広告主や提携関係にある一部企業に対し、特別に利用者の個人情報を渡していた問題で、パナソニックも同様の扱いを受け、個人情報を得ていたことがわかった。FBが6月29日、米議会に提出した資料で明らかになった。

 FBの提出資料によると、企業側に渡っていた情報は、利用者のFB上の「友達」の名前や性別、生年月日、居住地などの情報。FBは2015年5月、外部の開発者がこうした個人情報にアクセスできないようにしたとしていたが、その後も、61社については個人情報を引き続き得られる特別な措置をとっていた。

 また、アップルやマイクロソフト、アマゾン、スマートフォンのメーカーなどに対しても、「各社の端末や基本ソフト(OS)との連携を図るため」にFB利用者の個人情報へのアクセスを許可していた。うち38社とはこうした特別措置を解消したという。

 FBの個人情報流出の範囲は当初の説明から拡大しており、FBの個人情報管理の甘さが改めて浮き彫りになっている。

 提出資料はマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)が4月、議会の公聴会で証言した際に回答を求められた質問に答えたもの。議会からの質問は約2千に及び、資料は約750ページに及んだ。(サンフランシスコ=宮地ゆう

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