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 お茶の水女子大(東京都文京区)は2020年度から、戸籍上は男性だが、心の性別が女性のトランスジェンダーの学生について、全学部で受け入れることを決めた。室伏きみ子学長らが近く記者会見して、詳細を説明する。

 米国では14年以降、少なくとも5女子大がトランスジェンダーの学生に入学資格を与えている。日本の女子大はこれまで、戸籍上の女子を前提にしてきた。同大によると、日本国内では「国立女子大2校の中では初めてだが、私立女子大は不明」という。

 朝日新聞が昨年6月に実施した全国76女子大の学長へのアンケート(64大学が回答)で、同大は「出生時の性別が男性で、心の性別が女性」のトランスジェンダーの学生の受け入れを「検討している」と回答。当事者らから「受験資格はあるか」との問い合わせがあったことなどを受け、16年度から検討を始めたという。

 アンケートでは、他に日本女子大(同)、津田塾大(同小平市)、東京女子大(同杉並区)など4大学が「検討している」と答えていた。(増谷文生)