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 不動産情報サイト「SUUMO(スーモ)」を運営するリクルート住まいカンパニー(東京)が3日、2018年の「住みたい街ランキング 名古屋市版」を発表した。鉄道の駅名による番付で、再開発が進む名古屋駅が1位に浮上した。商業施設の充実ぶりと交通の利便性が高い評価につながった。

 調査は名古屋市在住者を対象に、1~2月にかけてインターネットで実施。16、17年の結果は非公表で今回は3年ぶりの公表となった。前回調査と統計の方法を変えたため単純比較はできないが、前回トップの覚王山駅(地下鉄東山線)を逆転した。

 名駅周辺は近年、「大名古屋ビルヂング」「JPタワー名古屋」「JRゲートタワー」などの新しい商業施設が相次いでオープン。駅の南側にある「ささしまライブ24」では、複合商業施設のグローバルゲートが全面開業した。27年には、リニア中央新幹線の開業も予定され、再開発の勢いをそのまま反映した結果となった。

 同時に実施した、名古屋在住者を含む愛知県民を対象にした調査でも名駅が1位で、「住みたい」と回答した理由については「都会的」「おしゃれなデパートや飲食店が多い」「にぎやかで飽きがこない」といったコメントが寄せられた。

 名駅は20代からの人気が際立った。若い世代ほど、都心に近く交通の便がよいエリアを支持する傾向がみられた。

 一方、名古屋を代表する閑静な住宅街として知られている覚王山や星ケ丘、本山といったエリアは根強く支持されている。カフェや雑貨店が多く、おしゃれなイメージが人気の理由とみられる。トップ10のうち、地下鉄東山線沿線が計七つランク入りした。

 この調査では、名古屋に住む人たちに、愛知県の「住みたい自治体」についても質問。1位が名古屋市千種区、2位が同市昭和区、3位が同市緑区という結果が出た。(友田雄大)

名古屋市民が選ぶ「名古屋市の住みたい街(駅)」ランキング

 順位 駅名 代表的な路線 

1位(4位)   名古屋  JR東海道新幹線 

2位(1位)   覚王山  地下鉄東山線 

3位(2位)   星ケ丘  地下鉄東山線 

4位(3位)   本山   地下鉄東山線 

5位(5位)   金山   JR東海道線 

6位(11位)   八事   地下鉄鶴舞線 

7位(9位)   栄    地下鉄東山線 

8位(8位)   御器所  地下鉄鶴舞線 

9位(6位)   藤が丘  地下鉄東山線 

10位(7位)   千種   地下鉄東山線 

11位(15位)   大曽根  JR中央線 

12位(26位)   上前津  地下鉄名城線 

  (10位)   池下   地下鉄東山線 

14位(15位)   徳重   地下鉄桜通線 

15位(31位以下) 伏見   地下鉄東山線 

16位(21位)   今池   地下鉄東山線 

17位(18位)   一社   地下鉄東山線 

  (21位)   鶴舞   地下鉄鶴舞線 

  (29位)   八田   地下鉄東山線 

20位(12位)   桜山   地下鉄桜通線 

21位(13位)   東山公園 地下鉄東山線 

22位(17位)   久屋大通 地下鉄桜通線 

  (19位)   高畑   地下鉄東山線 

  (13位)   新瑞橋  地下鉄桜通線 

25位(25位)   上小田井 名鉄犬山線 

  (31位以下) 南大高  JR東海道線 

  (27位)   鳴海   名鉄名古屋線 

28位(31位以下) 豊橋   JR東海道新幹線 

  (23位)   名城公園 地下鉄名城線

※リクルート住まいカンパニー調べ。順位のカッコ内は前回調査年(2015年)順位