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 桂歌丸さんの最後の高座は4月19日、東京・国立演芸場での「小間物屋政談」だった。肺気腫を患い、2009年以降入退院を繰り返す日々。晩年には、決まって酸素吸入のチューブを鼻に通して登場。その姿をネタに、会場を笑わせた。

 ご存じ、テレビ番組「笑点」の人気者として脚光を浴びながら、後半生は心機一転、古典的な落語に身を投じた。晩年に至るまで、落語中興の祖といわれる三遊亭円朝作の長尺の怪談・人情噺(ばなし)を口演した。

 66年に始まった「笑点」では、時事ネタを皮肉っぽく扱うのを得意とした。後年まで「生ミイラ」「骸骨」などと容赦なくいじられたが、「上も下もない。遠慮無しにやってくれ」と六代目三遊亭円楽さんら後輩たちを励ました。番組を「卒業」した16年5月まで10年間、5代目の司会者をつとめた。

 テレビでの人気が高まる一方で、複雑な心境も吐露していた。「大喜利の歌丸で終わりたくない。落語家になりたい」

 94年以降円朝物の通し上演に…

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