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【2007年12月18日夕刊 人生の贈りもの】

 ――中学生の時に落語家になろうと決心したのですね

 お女郎(じょろう)さんの慰安会で春風亭柳昇師匠が「区役所風景」やって、本当に面白くてねぇ。それで決めちゃった。私は両親に縁が薄く、祖母に育てられた。中学3年の2学期の終わりに祖母の知り合いを通じて、面倒見がいいと言われていた5代目古今亭今輔(ここんていいますけ)師匠に入門しました。卒業まで待てなかったですね。休みの度に今輔師匠のところに行き、噺(はなし)を教わったり、寄席へ連れて行ってもらったりした。

 最初に教わったのが、都会のサラリーマンがハイキングに行って田舎のおばあさんをからかい、逆にやりこめられる「峠の茶屋」。師匠は「ばばあって言ってみろ」と言うんです。次に「じじいって言ってみろ」と。「じじい」っていうのは歯で、「ばばあ」は唇で発音する。唇で話せばおばあさんに、歯でしゃべればおじいさんになる。そういう教え方をしてくれた。

 古今亭今児(いまじ)という名…

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