「米と対等」訴え大勝 メキシコに新興左派政権

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メキシコ市=岡田玄
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 1日投開票のメキシコ大統領選は、左派のアンドレスマヌエル・ロペスオブラドール元メキシコ市長(64)が地滑り的な勝利を挙げた。同氏は米トランプ政権に対する現政権の姿勢を弱腰だと批判し、北米自由貿易協定NAFTA)を「不均衡だ」と指摘してきた。保護主義的な姿勢も示しており、メキシコに生産拠点を置く日系自動車メーカーなどの戦略にも影響は必至だ。

 「今からメキシコを変えよう」。政治の浄化を訴えてきたロペスオブラドール氏は1日夜、首都中心部の広場で勝利演説した。「汚職は、退廃した政治の帰結だ」と改めて既成政治を批判。「すべての人を尊重する。下層の人、忘れられた人に優先権を与えよう」と語り、不平等の解消に注力する姿勢を示した。

 全国選挙機関(INE)によると、開票率58%時点でロペスオブラドール氏の得票率は53・6%。2位の中道右派・国民行動党(PAN)の候補に30ポイント以上の差をつけた。中道の与党・制度的革命党(PRI)の候補は15・6%で3位にとどまる。投票率は約63%。

 ロペスオブラドール氏は移民…

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