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 女子ゴルフの元世界ランキング1位で、昨年9月に現役を引退した宮里藍さん(33)が2020年東京五輪のコーチ就任要請を辞退した。日本ゴルフ協会(JGA)が3日発表した。今後の方針や人選について、JGAは今年9月の強化委員会で協議するという。山中博史専務理事は「今回は大変残念だが、24年以降の五輪も視野に入れながら、宮里さんとは今後も良い関係を持っていきたい」と話した。

 JGAが発表した宮里さんのコメントは次の通り。

 正式なオファーを受けてから自分なりにいろいろと考え悩みました。正直、素晴らしいチャンスを与えていただいたことは大変光栄であり、とても嬉(うれ)しかったです。コーチングには非常に強い関心があり、特にジュニアや若い世代にはメンタルトレーニングの大切さ、人間力を培っておく大切さを伝えていきたいと思っています。私自身、(練習方法の一つである)Vision54を学ぶことにより、アメリカと日本で活動することが出来たと実感しております。しかし、昨年現役を引退したばかりでコーチング経験がなく、まずはコーチングについて深く学んでいきたいと考えているところでの要請でしたので、はたしてこの状況で、選手にとってベストな状況を作ることが出来るのだろうか、という懸念がずっと頭から離れず、最終的に今回はまだ難しいと判断するに至りました。強化委員会の皆様には、長い間お待たせした挙句(あげく)の報告で、大変申し訳ない気持ちでいっぱいです。そしてこの判断を尊重していただき深く感謝申し上げます。そのお気持ちに応えるためにもまずは、コーチングやジュニア教育についてきちんと学び、近い将来、これまでとは違う形でゴルフ界に貢献出来ればと考えております。