[PR]

 金沢の郷土料理・ドジョウのかば焼きが旬を迎え、金沢市内のかば焼き店では煙とともに甘く香ばしいにおいが立ち上っている。

 かば焼きはウナギが一般的だが、金沢では夏の健康食として、ドジョウも親しまれてきた。金沢市寺中町の「かばやき屋」は国産ドジョウを串に刺し、カリッと焼き上げる。甘辛のタレとほんのりした苦みがよくあい、骨まで食べられる。

 店主の山内登さん(43)によると、1人で30~50本も買っていく客もいて、多い時は一日3千本ほど売れる日もあるそう。2015年の北陸新幹線金沢開業後は観光客の土産としても人気が出て、考案した金箔(きんぱく)をふりかけたドジョウのかば焼きは「インスタ映え」もバッチリとか。山内さんは「ドジョウで暑い夏を吹き飛ばしてほしい」。(近藤幸子)