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 ハチベエ、ハカセ、モーちゃん。この名前に親しみや懐かしさを覚える人は、年代を問わず多いのではないだろうか。彼らが活躍する児童文学「ズッコケ三人組」シリーズが誕生から今年で40年を迎えた。作者の那須正幹さん(76)=山口県防府市=に、長きにわたる創作の秘訣(ひけつ)や、作品への思いを尋ねた。

 「3人ぐらいの子どもが活躍する話を書いてほしい」。執筆のきっかけは小学生向け雑誌からの依頼だった。当時のタイトルは「ずっこけ三銃士」。雑誌には1年間連載し、その後ポプラ社(東京都新宿区)から単行本で出版された。

 好評で続編を求められ、書き続けるうちに「ライフワーク」になった。長年にわたり紡ぎ続けた様々なエピソードはどうやって浮かんだのか。

 物語を書いていると「勝手に3人が動いてくれた」。この場面でハチベエはどうするか、ハカセやモーちゃんはどうか。考えるよりも先に手が動いた。

 問題に突き当たっても、子どもたちが自分の頭で考えて行動する。解決に導こうとする大人を登場させないことを意識した。

 ある話では、モーちゃんが好き…

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