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 日本チームとともに歓喜し、涙したサポーターたち。サッカー・ワールドカップ(W杯)ロシア大会に駆けつけた多くのファンのなかには、長期休暇で職場を離れてきた人も少なくなかった。どうやって仕事を休めたの? 話を聞くと、日本の「働き方」の一端がみえてくる。

 「帰ったら成田から会社に直行ですよ」

 「仕事を任せた後輩に、お土産買い込みました」

 決勝トーナメントのベルギー戦を終え、帰途に就くサポーターたちの間ではそんな会話が交わされていた。4年に1度の祭典から、再び現実に戻る時がやってきた。

 熱心なサポーターといえば、自営業やフリーランスなど比較的自由のきく仕事の人が多い印象だが、商社、メーカー、銀行などに勤めている人も珍しくない。土日と有給休暇を組み合わせ、ギリギリの日程で決戦の地へ駆けつける。

 日本の製薬会社で営業を担当する大坪弘樹さん(35)は2週間の休みを取ってきた。4月に飲み会の席で「日本戦のチケット当たっちゃって。休みをいただきます」と上司に宣言。「帰ったら席ないで」と冗談を言われつつ、了承を取り付けたという。「働き方改革の時代ですからね。休む勇気があれば休めます」

 ロシアに来ても仕事に追われる…

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