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 9月の自民党総裁選を前に、安倍晋三首相が地方行脚を本格化させ始めた。2012年の前回総裁選では、地方票で石破茂・元幹事長に大敗。3選への「弱点」になりかねないと懸念するためだ。首相を支持する党所属国会議員も、地方票固めを急いでいる。

 「来年は統一地方選。もっと素晴らしい地域にしていくために全力で頑張る」

 首相は4日、さいたま市のホテルで党埼玉県連が開いた「安倍総裁タウンミーティング」に出席。党員ら約350人を前に、総裁選について意思表明はしなかったが、働き方改革法成立などの実績だけでなく、選挙の「顔」としてのアピールを忘れなかった。

 この会合に先立ち、同市内の人気施設、鉄道博物館(鉄博)の新館の5日オープンを祝う式典に出席し、シミュレーターで新幹線「E5系」の運転を疑似体験。同県鴻巣市の保育・児童施設も視察した。県連幹部によると、「首相側から『鉄博に視察に行きたい』と話があった」という。

 今回の総裁選でも対抗馬になると目される石破氏は、自他共に認める「鉄道オタク」。石破氏にとっては親近感を持ってもらうための強みにもなっており、石破派幹部は首相がわざわざ鉄博を訪問したことを「鉄道ファンを取り込むための『抱きつき戦略』ではないか」と警戒する。

 首相は4月以降、党会合への出…

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