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 サントリーホールディングス(HD)は4日、社員の家族が在宅で医師の診察を受けられる仕組みを導入すると発表した。社員の親の健康管理をしやすくして、介護などへの不安を取り除く狙いがある。

 サントリーHDが、ITを活用した診療システムの「インテグリティ・ヘルスケア」(東京都中央区)と提携。同社のシステム「ヤードック」を導入した医院の患者であれば、タブレット端末で遠隔診療を受けられる。

 10月から、名古屋市と福岡市で、サントリーHDや子会社の社員の親(75歳以上)の約100人を対象に始める。今後、対象地域を広げていく。生活習慣病のおそれがある40歳未満の社員約600人も、保健師や看護師の指導が受けられる。

 サントリーHDによると、同社では毎年約10人が親の介護を理由に離職し、9割の社員が介護に不安を感じているという。新浪剛史社長は会見で「家族が健康でいることで社員は生き生きと働ける」と語った。(長橋亮文)