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 「サイバー主権」を唱える中国と、「自由」をうたう米国。インターネットの世界の覇権を巡るせめぎ合いが始まっている。

 「インターネットの開かれた性質は、『サイバー主権』を激しく推進する中国のような独裁体制にますます攻撃されている」

 今年2月、米国のサイバー外交をテーマに開かれた米下院外交委員会で、委員長のエド・ロイスが危機感をあらわにした。

 ロイスはネット世界のルールづくりで米国が主導権を握るべきだとし、「サイバー主権は、全体主義のディストピアにつながる。米国の価値観とぶつかる」と訴えた。

 インターネット技術を生んだ米国は、理念としては、ネット上で表現の自由など個人の権利が保障されることでイノベーションが生まれ、経済発展につながるという立場をとる。

 2009年に訪中したオバマ大…

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