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 タイ北部チェンライ郊外のタムルアン洞窟に大雨による増水で閉じ込められた少年たちが4日、タイ海軍の特殊部隊の指導で、脱出のための潜水訓練を始めた。潜水での脱出には技術や体力が求められる。海軍幹部は「百%無事に帰れると確信できるまで準備を続ける」として、救出時期の明言は避けている。

 タイ海軍によると、少年らはゼリー状の栄養剤を口にし、体力は徐々に回復している。3人が軽傷を負っているが、医師による手当てを受けた。暗い中での生活が続いていることから、心理的ケアが必要といい、臨床心理学の専門家を派遣する予定だ。

 4日、海軍特殊部隊が少年らに、潜水マスクの付け方や空気ボンベを使った呼吸の仕方を指導した。少年らの救出方法は、浸水した洞窟を伝って外に連れ出すやり方に絞られつつある。外からドリルで岩盤に穴を開ける方法について、チェンライ県幹部は「洞窟が崩落するなどの危険を避ける必要がある」と否定的だ。

 だが、少年らのいる場所から洞窟入り口までの約5キロの半分以上は浸水しており、ポンプでの水の排出作業でも水位が徐々にしか下がらない。大人でも足のつかない地点や、水流が強い場所もあり、一定の潜水技術が必要だという。

 3日に少年らを手当てした医師は特殊部隊に潜水訓練を受けていたが、洞窟入り口から約2キロの救助拠点から、少年らのいる場所までの約3キロの移動に約6時間かかった。泳げない少年もいるといい、海軍幹部は取材に、「万が一の危険を考えれば、急いで脱出させる必要はない」と話した。

 6月末までは連日大雨が降った…

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