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 ゲームにはまるのにはわけがある。ユーザーが飽きそうになると、制作会社はすかさずゲーム上で特典を与える「イベント」を仕掛ける。より多くのユーザーにより長く、よりお金を使ってもらう仕組みだ。バージョンアップし続けるネットゲームに終わりはない。

 厚生労働省研究班の2012年度の推計では、ゲームを含むネット依存症の疑いがある中高生は全国に約52万人いるとされる。日本の業界団体「コンピュータエンターテインメント協会(CESA)」によると、スマホやタブレットを使ってゲームをする人は17年に3514万人で、13年の1・3倍になった。ゲームはより身近になっている。

 世界保健機関(WHO)はゲームのやり過ぎで日常生活に支障をきたす依存症を「ゲーム障害」として疾患と認めたが、米国のゲーム業界団体「エンターテインメント・ソフトウェア協会」はゲームで依存症になる科学的な証拠は十分でないとしている。

 一方、CESAは対応策の検討を始めた。ただ、富山竜男専務理事は「面白いものをつくって、楽しんでもらうことを理念としている業界。その結果、ゲーム障害が出てくるとなると、どうしたらいいのか」と悩む。

 立命館大ゲーム研究センターの…

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