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 東シナ海に浮かぶ鹿児島県薩摩川内市の甑島で、台風7号の暴風に耐え抜いたニシノハマカンゾウが、黄色いかれんな花を揺らしている。

 夏の訪れを告げる花として知られる。下甑島に群生地が散在しており、同市鹿島支所などによると、6月下旬ごろから咲き始めていた。しかし、3日朝に隣の中甑島で最大瞬間風速28・1メートルを記録。4日には多くの花が失われていたが、高さ100メートル前後の崖が連なる鹿島断崖を望む斜面では、つぼみとともに残った花が風に揺られていた。間もなく薄紅色のカノコユリも咲き始め、群生地で競演する季節を迎える。(城戸康秀)