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 奈良県吉野町を舞台に撮影された河瀬直美監督の最新作「Vision」が、日仏友好160周年を記念し、パリなどで12日夕(現地時間)に始まる「ジャポニスム2018」のオープニングで特別上映される。これに合わせ、同町の北岡篤町長や金峯山寺の五條良知管長ら地元関係者15人も吉野地域の自然や文化を現地でPRする。

 会場のパリ・シネマテーク・フランセーズでは、上映に先立ち、河瀬監督撮影の紹介映像やパネル展示で吉野の文化を紹介。山伏姿の金峯山寺の僧侶がホラ貝を吹き、修験道の雰囲気を演出する企画もある。地元の日本酒を招待客らにふるまうほか、吉野杉の割り箸やコースターを土産物としてプレゼントする。

 Visionは、フランスの女性エッセイストが吉野を訪れ、山を所有者に代わって守り育てる山守(やまもり)の日本人男性と言葉や文化の壁を越えて心を通わせていく物語。吉野の森林や信仰なども神秘的に描かれる。エッセイスト役をフランスの名優ジュリエット・ビノシュが演じ、ロケは昨年9月から12月にかけて吉野町北部の山中を中心に行われた。

 吉野町はこの機会に、吉野林業…

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