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 高齢者が乗る電動車いすや移動支援用の立ち乗り電動二輪車(セグウェイ)に、歩行者信号の赤や青などの情報を伝えるシステムの実証実験が、つくば市であった。高齢者らが使う移動手段にシステムを搭載し、タブレット端末に表示することで、安全な道路の横断を支援できるという。

 システムは、産業技術総合研究所(つくば市)が中心になって開発した。横断歩道のそばの街灯に設置したカメラで、青と赤の信号の画像を読み取り、その情報をタブレット端末に送るしくみだ。

 28日に行われた実証実験では、立ち乗り電動二輪車に乗った歩行者が横断歩道に近づくと、信号に連動して、歩行者の手元にあるタブレットの画面が赤や青に変化。赤が青に変わるまでの待ち時間や、青が継続する残り時間もバーで表示された。

 公道を使って実証実験をするために警察からの道路使用許可が必要で、市が協力。装置の設置費約430万円も市が負担した。市によると、将来的には病院への通院やバス停までの送迎やごみ出しといった、高齢者が生活する上で必要となる移動を支援するロボットに活用できる可能性があるという。

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http://www.asahi.com/apital/medicalnews/focus/(鹿野幹男)