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 2022年完成を目指す名古屋城木造新天守で、名古屋市はエレベーターを設置せず、「新技術」でバリアフリーを実現することを決めた。河村たかし市長が挙げる「ロボット」や「人工筋肉」とは、どういうものなのか。開発する企業を訪ねた。

 福岡県宗像市の「テムザック」は2006年、人を乗せて階段を上がれる二足歩行ロボット「WL―16RⅢ」を早大と共同開発した。足元のセンサーが段差を感知し、片足に6本ずつあるシリンダーが伸縮して移動する仕組みだ。まだ実用化されていないが、高本陽一社長(62)は「過去に転倒したことはなく、歩行レベルも上がっている」。河村市長は5月初旬に京都市の同社研究所を訪れ、「障害者が車いすを乗り換えずに済むようにしてほしい」と要望したといい、同社は設計に着手している。

 東京都新宿区の「イノフィス」が扱う「マッスルスーツ」は、筒状のゴムをナイロンで包んだ「人工筋肉」を内蔵する。背中に装着し、空気を送るとゴムが膨らんで元に戻ろうとする力が発生。約25キロの補助力となり、重い物を持ち上げる負担を減らす。13年から60万~80万円で販売されており、介護施設や工場などで使われている。同社の古川尚史社長(47)は5月末に名古屋市役所に招かれ、河村市長に試着してもらった。「介助者や人的支援のスタッフをサポートする技術に応用できる。障害者自身が装着するスーツも考えられる」という。

 一方、外部から新天守に入る技…

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