佐藤隆太「一からたたき直してほしい」 栗山演出に挑戦

有料会員記事

尾崎千裕
[PR]

 「自分にとって怖さがある作品」。穏やかな笑みを浮かべ、率直に話す。

 ノーベル賞作家ユージン・オニールの戯曲「アンナ・クリスティ」で、主人公のアンナに一目惚(ぼ)れするマットを演じる。マットは、ニューヨークで船乗りの父親と暮らすアンナと恋に落ちるが、彼女の過去を知り、別れを告げる。

 マットは船に乗り込む火夫で、たくましく荒々しいキャラクター。「実は神経質な所がある自分とはかけ離れていて、『つとまるかな』と戸惑った」と明かす。セリフは膨大、発する言葉もエネルギッシュだ。「お前なんて最低だ」と吐き捨てながらアンナを抱きしめるマット。アンナに惹(ひ)かれながらも、過去を受け入れられない、感情のうねりが続く。「ぶつかり合いの激しい、タフな公演になる」

 アンナを演じる篠原涼子とは、本格的な共演は初めて。「アンナは、傷を負った部分も含めて人間くさくて、芯がしっかりしている。篠原さんが演じている姿はわくわくします」と笑顔をみせる。

 そして演出は、オニール作品…

この記事は有料会員記事です。残り510文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【7/11〆切】スタンダードコース(月額1,980円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら