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 岐阜・長野県境の御嶽山(3067メートル)は2014年9月27日正午前、突然噴火した。快晴の土曜日。山頂付近は紅葉目当ての登山客でにぎわい、死者・行方不明者63人を出す戦後最大の噴火災害となった。夏山シーズンの富士山でも、同様の噴火が起きる可能性はある。御嶽山の噴火以降、山梨県内の自治体や観光業者、山小屋関係者らは活発な議論を始めた。対策の現状を検証する。(河合博司)

 富士北麓(ほくろく)の住民約10万人の避難対策や訓練が進んでいる。北麓7市町村は16年春までに、御坂峠を越えた甲府盆地や県東部、南西部への避難先を決めた。富士吉田市は、南アルプスや北杜など5市の小中学校体育館や公民館に、町内会ごとに車で避難する。「富士山火山広域避難マップ」は全世帯に配布された。

 昨年8月には6市町村の住民約2千人、車約600台が参加し、御坂峠を越える広域避難訓練が実施された。今年は噴火による雪崩も想定し、11月に行われる。山梨、静岡、神奈川3県と国が15年に定めた「富士山火山広域避難計画」が訓練のひな型だ。

 8月の盆休みの富士山。県の試…

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