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 鹿児島市で2013年、警察官に取り押さえられた会社員男性が死亡した事件で、一部始終を収めた映像が鹿児島県警に渡ったのは、現場でTBSの番組の撮影をしていた制作会社からだったことが5日、わかった。同局関係者は取材に対し、押収されたと説明する。

 関係者によると、この制作会社は、TBSで放送予定だった警察に密着する番組の取材で、鹿児島中央署の警察官に同行していた際、事件に遭遇。一連の経緯を撮影した。その後、警察官に取り押さえられた被害者の男性が死亡。捜査に使うため、「県警が制作会社から映像を押収した」という。この映像をもとに作られた音声データには、死亡した男性の声などが入っており、遺族が県を相手取って起こした国家賠償請求訴訟で証拠として採用されている。映像は放送されていない。

 警察などの捜査機関が、放送局の取材映像を捜査資料として利用することは、取材源の秘匿や報道の自由の観点から問題視されてきた。「報道の客観性や公平性が損なわれる恐れがある」(フジテレビ企業広報室)、「取材した映像は、原則として放送目的でのみ使用する」(テレビ朝日広報部)などとして、各局とも取り扱いには注意を払う。

 自局の番組の取材映像が警察に…

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