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 大阪府北部を震源とする最大震度6弱の地震の際、大阪府高槻市の市立小学校3校が、震度5弱以上のときに児童を保護者に引き渡すとマニュアルで定めながら、一部の児童を集団下校させていた。高槻市教育委員会が5日、発表し、保護者に謝罪した。

 奥坂小は登校した441人中438人、丸橋小は410人中122人、松原小は413人中73人を集団下校させた。3校ともメールや電話で保護者に連絡し、教員が引率して集団下校させたが、保護者から「親が帰るまで子どもが不安を感じた」といった声が寄せられたという。

 3校ともマニュアルは把握していたが、奥坂小は5月に訓練したばかりだった集団下校が適切と判断し、丸橋小は集団下校をしていた近隣の中学校に対応をあわせた方がきょうだいのいる家庭に混乱がないと判断した。松原小は保護者が迎えに来られなかった児童だけを集団下校させたという。

 市教委教育指導課の担当者は「児童や保護者の皆さんに不安と心配をおかけし、深くおわびします」と話している。