【動画】チリの鉱山に閉じ込められ、生還した元鉱山作業員が、朝日新聞に「タイの少年たちへの応援メッセージ」を寄せた
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 「みんな、がんばれ!」。タイ北部で洞窟に閉じ込められている少年ら13人を励まそうと、チリ北部コピアポのサンホセ鉱山で2010年に起きた落盤事故で鉱山に69日間閉じ込められ、生還した元鉱山作業員マリオ・セプルベダさん(47)が5日、朝日新聞にビデオメッセージを寄せた。

 セプルベダさんはビデオメッセージで、鉱山で使うヘルメットやヘッドランプ、黄色いジャケット姿で、「前を向くためのエールを送りたい。こういうときこそ、元気を出さないといけない。救出作戦は必ず成功する」と励ました。

 セプルベダさんは朝日新聞の電話取材に対し、「現地へ行きたい。あの鉱山事故から助けだされた自分の存在で、家族たちは救助を信じることができる。みんなを励まし、元気づけることができる」と訴えた。

 セプルベダさんは10年8月、落盤事故により深さ700メートルほどの坑道に仲間32人とともに閉じ込められた。明るい性格で、仲間を元気づける精神的支柱だった。マリオという名前とひげをはやした姿から、人気ゲームのキャラクターになぞって「スーパーマリオ」と呼ばれた。

 22時間半に及ぶ救出作戦で全員が助け出された後、セプルベダさんは「お土産」として地下から持ち帰った鉱石を当時のピニェラ大統領らに配った。(サンパウロ=岡田玄)