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 第100回全国高校野球選手権記念東・西愛知大会が7日、再開される。7、8日に、東西計51試合が予定されているが県内は連日雨が降り、各校は工夫をこらしている。

 鶴城丘では、雨の日は部員36人が2チームに分かれ、素振りとウェートトレーニングを繰り返す。竹口佳吾主将(3年)は「雨でも体を動かし、みんなで打ち勝ちたい」。

 知立も渡り廊下や体育館で、体幹トレーニングやバドミントンのシャトルをバットで打つ練習をしている。渡瀬優斗主将(3年)は「好機をものにできるよう、しっかり準備する」。

 一方、豊田工は選手20人が雨の中で素振り。雨でも試合をする場合を想定し、ぬれたバットをすべらず握れるようにするためだ。坂部成優主将(3年)は「しっかりイメージして試合に臨みたい」。

 雨の中でプレーする場合、選手たちはどんなことに気を配っているのか。

 一番のネックは、雨で手やボールがぬれて滑ることだ。愛産大工の二枚看板の上ノ原琉偉、茶谷琉斗の両投手(いずれも3年)は、普段の「癖」を封印する。

 雨の日は帽子がぬれるため、右腕の上ノ原君は投げる前に帽子のつばを右手で触るのをやめる。左腕の茶谷君はボールを持った左手を腰に当て、捕手のサインを見るが、雨の日はボールをグラブに入れてぬれるのを防ぐ。2人は「事前に想定すれば試合中に無駄な神経を使わずに済む」。

 雨の日は通常、野手もポケットにロージンバッグを入れて滑り止めにしていることが多いが、愛知商は代わりに乾いた土をポケットに入れる。愛知商の安田良輔監督は「うちはロージンを全員分買えるだけの余裕がない。でも、意外と滑らないようです」と話す。(竹井周平、江向彩也夏)

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