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 シリアに入国後、行方がわからなくなっているフリージャーナリストの安田純平さん(44)とみられる男性の写真が6日、フェイスブックに投稿された。昨年10月に撮影された動画の一部という。安田さんは2015年6月に内戦取材のためシリア北西部イドリブ県に入った後、過激派組織に拘束されたとみられている。

 投稿された写真には、いすに座り、ひげを生やした安田さんとみられる男性が写っている。投稿したシリア人男性によると、安田さんが自身の健康状態などを英語で説明する新しい動画の一部だという。動画は、安田さんを拘束しているとみられる過激派組織「シャーム解放委員会」(旧ヌスラ戦線)の交渉仲介者から入手したという。

 このシリア人男性によると、新しい動画で安田さんとみられる人物は、「私は元気だ。すぐに会えるよう望んでいる。撮影日は2017年10月17日だ。私を忘れないでほしい」などと語っているという。

 旧ヌスラ戦線はイドリブ県で強い勢力を誇り、米国や国連がテロ組織に指定している。これまでに複数の外国人の人道支援団体関係者やジャーナリストを誘拐し身代金を得てきたとされる。

 安田さんは15年6月下旬、トルコ南部からイドリブ県に徒歩で渡った後に消息が途絶えた。16年3月にインターネット上に安田さんとみられる男性の動画が投稿され、安田さんが拘束されていることが明らかになった。同年5月にも「助けてください これが最後のチャンスです 安田純平」と手書きの日本語で書かれた紙を持った、安田さんとみられる男性の画像がネット上に投稿された。(イスタンブール=其山史晃)

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