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 オウム真理教の被害者支援などに携わった滝本太郎弁護士は6日、教団幹部らの死刑執行を受け、ブログにコメントを投稿した。所属する弁護士事務所が明らかにした。

 ブログでは、「松本智津夫死刑囚の死刑が執行された。立ち会えなかった、残念です。人ひとりの命が失われてしまった、悲しいです」とつづった。現役の信者に対しては「『麻原彰晃という人はもともと存在しなかったんだよ』と伝えたい」とした。

 また、「既に何度も述べているように、この(一連の事件の松本死刑囚以外の)12人の死刑は執行してはならなかったし、してはならない」と強調した。「頭は麻原のみであり12人は手足だった。12人は自然死するまで事件と麻原を振り返り、時に応じて述べていくことで、オウム集団の根絶、類似事件の防止に役だったはずである」と指摘。「松本死刑囚の死刑執行は、オウム事件とオウム集団にとっては一つの区切りだ。だが、他の6人の死刑執行は、有害無益であり、ここに強く抗議する」と複雑な心境を明らかにした。