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 土地代は0円!! 人口が約1350人で青森県内最少の西目屋村が、役場近くの一等地を無償譲渡する移住促進策に打って出た。家を建てて村民になることなどが条件で、子育て世帯がターゲット。過疎が進む村の人口の1割強にあたる150人を一気に呼び込もうというプロジェクトだ。

子育て世帯に照準 150人目標 人口1350人 過疎化対策

 村役場まで徒歩でわずか2分、保育園と小学校も3分以内。村は昨年度、約2億9千万円を投じ、約1万9千平方メートルの村有地に36区画の分譲住宅団地を整備した。人口減少対策の切り札として取り組む「子育て定住エコタウン事業」だ。一昨年秋に完成した岩木川上流の津軽ダムの建設工事事業者が使っていた宿舎などの跡地を活用した。

 36区画のうち24区画が村外からの移住者向けだ。分譲といっても、村は「家を建てて住民票を移す」ことなどを条件に、1区画約200~440平方メートルある土地を無償で譲渡する。

 宣伝や募集業務から住宅建設までのワンストップサービスを請け負う弘前市のハウスメーカー「アルク」が昨夏から「スクスクタウン」と銘打ち、テレビCMや新聞広告を開始。すでに半分の12区画が成約し、2区画が商談中という。

 「金融機関の融資の審査を通らなかったケースなどを含めると、これまでに30件を超す応募があり、反響は予想以上。今年度中にさらに5~6区画の成約を目指したい」とアルクの担当者。契約したのは弘前市や黒石市など村の近隣に住む若い世帯が大半という。

 1歳の長女がいる弘前市の高橋…

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