赤いはやぶさ、インド洋を越える 膨らむ建設費、曲折も

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吉岡桂子
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 インドの大地を初めて走る高速鉄道に、新幹線が採用された。2023年の開業へ、東北新幹線E5系がインド洋を越える日を待っている。グリーンの「はやぶさ」は、ヒンドゥー教で縁起が良い赤へとお色直しする。

 2015年12月、日印の首相が正式に合意した。インド初の高速鉄道を日本が手がける。最大の商業都市ムンバイとモディ首相の地元グジャラート州アーメダバード(505キロ)を最高時速320キロ、2時間あまりで駆け抜ける。沿線に工業都市も多く、経済効果が期待される。

 英国の植民地時代に由来する鉄道は創業165年。日本より歴史は古い。独立後も欧州の影響を強く受けてきた。高速鉄道の調査で先行していた仏を出し抜き、新幹線が選ばれたカギは日本のカネと、安全を誇る技術の移転だ。200人近い日本人技術者らが現地で事業にかかわる。

 北海道新幹線の新函館北斗―…

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