【動画】記者会見で頭を下げる東京医科大学の行岡哲男常務理事=恵原弘太郎撮影
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 文部科学省の私立大学支援事業をめぐる汚職事件で、東京医科大学は6日夜、記者会見を開き、入試の点数の加算を指示した疑いのある臼井正彦理事長(77)と鈴木衛学長(69)が辞任したと発表した。今後は大学の顧問弁護士の指導を受け、大学独自の内部調査をする方針も示した。

 会見の冒頭、行岡哲男常務理事は臼井理事長と鈴木学長が「贈賄の嫌疑を受けたことは事実」と述べ、謝罪した。辞表は6日に代理人から提出されたという。行岡氏は「本来であれば、学校法人大学のトップである臼井と鈴木がおわびを申し上げるべきだ」としつつ、捜査に影響があるとして出席を見送ったと説明した。

 会見では、入試における点数の加算や前局長からの便宜の有無、合否を判定する仕組みなどに関する質問が相次いだが、行岡常務理事は「捜査に支障がある」と繰り返し、説明を避けた。今後は過去の不正入試の有無を含めて調査するという。