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 全日本テコンドー協会は6日、8月にモスクワであるグランプリ(GP)大会に、事務上の不手際で選手2人がエントリー漏れしたことを明らかにした。

 GPは各階級の世界ランク70位前後までの選手が世界テコンドー連盟から招待される。

 協会によると、強化委員が当初、今夏のアジア大会代表選手を除き、男子1人をエントリーするよう協会事務局にメールで連絡。その後、出場を希望したアジア大会代表の男子58キロ級の鈴木セルヒオ(東京書籍)と女子49キロ級の山田美諭(城北信用金庫)を追加エントリーするようにメールを出したが、宛先が強化委員会のメーリングリストで、事務局のアドレスが含まれていなかった。

 さらに、エントリーを確認したとする事務局からのメールには、誰のエントリーかが書かれておらず、漏れに気づかなかったという。

 アジア大会の日本代表は岐阜県羽島市で合宿中。今年6月のローマGPでベスト16に入った鈴木は、「急なことで驚いている。まだ気持ちが整理できていない」と話した。ローマGPでは1回戦でリオデジャネイロ五輪金メダルの韓国選手に1点差の惜敗だった山田も「すごく残念でショック」と心情を明かした。

 小池隆仁強化委員長は「試合の機会を奪ってしまい、反省している。2度とあってはならないこと」と語った。

 昨年には、ビーチバレーの国際大会でエントリーし忘れた問題で、日本バレーボール協会が申請を失念した担当職員を戒告処分、関係する幹部を譴責(けんせき)処分とした。(中小路徹

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