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 囲碁の第43期碁聖戦五番勝負(新聞囲碁連盟主催)第2局が6日、東京・市ケ谷の日本棋院で打たれ、挑戦者の許家元(きょかげん)七段(20)が井山裕太碁聖(29)に271手までで黒番1目半勝ちし、シリーズ2連勝でタイトル奪取まであと1勝とした。井山が昨秋から独占する七大タイトルの維持に黄信号がともった。

 井山は昨年10月に名人を奪取して2度目の七冠独占を達成。その後、王座、天元、棋聖、十段、本因坊の5タイトルをトータル17勝1敗の圧倒的な戦績で、連続防衛してきた。しかし、碁聖戦では七大タイトル戦初登場の許に苦戦。昨秋以降の防衛戦で初のカド番に追い込まれた。許は今年に入って国内棋戦24勝1敗と驚異的な戦績を収めている。

 碁聖戦第3局は8月3日、大阪・梅田の日本棋院関西総本部で打たれる。

 終局後、井山は「今の自分なりに精いっぱいやれている。次の対局まで少し間が空くので、コンディションを整えて悔いのないようにしたい」、勝った許は「次も精いっぱい、ベストを尽くしてがんばるだけです」とそれぞれ話した。(大出公二)

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