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 時差出勤や在宅勤務で満員電車の解消を目指す東京都のキャンペーン「時差ビズ」が9日、始まった。昨年に続き2回目。8月10日までの1カ月間、賛同する大手、中小企業など約700社・団体が時差出勤などに取り組む。ライフスタイルの変化を促し、働き方改革につなげたいという。

 国土交通省によると、都内の鉄道は早朝の混雑率が150%を超える路線が多い。そこで小池百合子知事は知事選で「満員電車ゼロ」を掲げ、時差ビズを提唱。企業に午前8時前後の通勤ラッシュと重ならない出勤を促す。

 昨年は約300社・団体が参加し、働き手が勤務開始時間を決められるフレックスタイム制の導入や、早朝出勤を奨励する企業の増加につながったという。小池知事は環境相時代、夏場の軽装「クールビズ」を広めた経緯があり、その再現を狙う。9日の時差ビズのイベントを視察後、記者団に「みんな、通勤が楽になればと願っており、共感のある政策は広がる可能性は高い」と話した。(石井潤一郎)