拡大する写真・図版 始球式に臨む玉置楓花さん=京セラドーム大阪、井手さゆり撮影

[PR]

 南・北大阪大会は7日に合同の開会式が行われ、開幕試合の始球式では元大リーガー・黒田博樹さんの代わりに大阪市立大桐小5年の玉置楓花(ふうか)さん(10)がマウンドに立った。当初、始球式が予定されたいた黒田さんは広島に滞在していたが、大雨の影響で大阪入りできなかった。

 黒田さんの欠席を受け、8日に別球場での始球式を控えていた玉置さんの登板が急きょ決まった。ブルペンで投球練習をした後、母公恵さん(40)に「頑張ってね」と背中を押され、マウンドへ向かった。

 野球を始めたのは小3の春。普段は軟式野球チームで二塁手をしているが、夢は投手になること。バックネット裏にはチームの仲間たちも応援に駆けつけた。

 普段より打者が遠くにいるように感じたが、思いっきり右腕を振った。少し右にそれたが、ボールはしっかりと捕手のミットに収まり、観衆から「おぉ」と歓声が上がった。

 拍手を浴びながら笑顔でマウンドを降りた玉置さんは「黒田さんの代わりで緊張したけど、将来投手になった自分の姿がイメージできた。ボールを投げられてうれしかった」と喜んだ。(半田尚子)