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 7日から大雨特別警報が出ている岐阜県郡上市の和良町地区では、和良川沿いの土地が約200メートルにわたって崩壊した。崩壊現場近くにある和良介護老人保健施設の入所者約30人が近くの施設に避難した。

 付近にはほかに、市和良振興事務所、消防署の詰め所、県北西部地域医療センター国保和良診療所といった公共施設が立ち並ぶ。

 和良振興事務所の池戸隆範所長によると、雨が最も激しく降り、和良川が荒れていた8日午前2時ごろに外を見たところ、広いところで幅3~4メートルにわたって庁舎裏の敷地がなくなっていたという。消防士の訓練用の鉄塔や電柱、敷地の下の用水路や遊歩道も流されたという。

 警戒にあたった振興事務所の職員らは、住民票などを安全な場所に移した。振興事務所は崩落した部分に土囊(どのう)を積んで応急措置をする予定だが、近くにある旧振興事務所の建物に書類などを移すという。池戸所長は「住民サービスに支障が出ないようにしたい」と話した。(山野拓郎)