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 浸水した自宅などに取り残されたら、救助をどう待てばいいのか。大雨で広範囲に冠水した岡山県倉敷市真備(まび)町で救出活動をしている名古屋市消防局の広報担当者に聞いた。同消防局は総務省消防庁の要請を受けて、緊急消防援助隊として現地に入った。

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 2階建てなら2階、3階建てなら3階のように、建物の中で最も高い階で待つのが良い。自宅のそばに山や崖がある場合、反対側の部屋を選びたい。屋根の上にいると日差しで体力を消耗し、落下の恐れもあるため、浸水していない限りは室内で待つ。

 赤や黄色など明るい色の布をベランダなどに結んでおくと、人がいることを示す目印にもなる。救助隊がボートなどで近づいた様子があれば、明るい色の布を振ったり、フライパンや鍋を棒でたたいて音を出したりして、居場所を知らせる。夜になったら、懐中電灯などの光で場所を知らせるのもよい。

 暑い季節では、熱中症を防ぐため、部屋の中でも、日の当たらない場所にいるようにし、窓をあけて風を通す。夜は寒ければ、毛布などで体を温める。

 大声を出し続けると体力を消耗してしまう。体力を消耗しないように、なるべく動かないようにすることが大切だ。(長富由希子)