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 広島県福山市駅家町向永谷で7日夜、ため池が決壊して近くの女児(3)の行方がわからなくなっていた事故について、この女児が8日午後、遺体で発見された。市が明らかにした。自宅から離れた場所で土砂に埋まった状態で見つかったという。

 市や女児の祖父によると、7日午後6時50分ごろ、女児が30代の母親や妹(1)と一緒に自宅1階にいたところ、突然土砂が流れ込み、女児が流された。消防や警察、近隣住民らが7日夜から数百人態勢で、自宅周辺の土砂を掘り、捜索していた。母親と妹はすぐに救助され、命に別条はないという。

 7日夜、取材に応じた祖父は「重機で工事をするような『ザザザ』という音がして、30秒ほどで一気に土砂が流れてきた。大きな岩もごろごろ転がってきた」と語っていた。(橋本拓樹)