[PR]

 第100回全国高校野球選手権記念大会の静岡大会で8日、静岡商の本格派右腕、古屋悠翔(3年)が富士宮東を相手に無安打無得点試合を達成した。

 気温28度、湿度70%を超える暑さの中、「変化球の制球は良くなかった」という古屋。二回に死球を出したものの、送りバントも許さない。球威のある130キロ台の直球を内外に投げ分け、毎回三振を取り、終わってみれば圧巻の15奪三振。「五回に仲間にノーヒットと言われ、意識した。八回からは狙っていた」

 第100回の今大会。左腕新浦投手を擁して準優勝した50年前を上回る甲子園での優勝を果たしたいと、同校入学を決めた古屋。「仲間を必ず甲子園に連れていき、笑顔で終わりたい」。その最初の一歩を最高の形で踏み出した。=草薙(堀之内健史)