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 開園100周年を来年に控える甲府市の市遊亀公園付属動物園(同市太田町)で、90年余の歴史をもつゾウの飼育・展示がいずれなくなる。飼育中の「テル」(メス)1頭を最後とする方針を、市が固めた。世界的にゾウは複数頭飼育の考え方が主流となる中、望ましい飼育スペースの確保が困難で、ゾウの取引も難しくなってきていることが背景にある。

 市は、公表した「動物管理方針及び飼育管理の考え方(原案)」で方向性を明らかにした。これをもとに、新しい動物園の整備計画を年度内に取りまとめる予定だ。

 この原案によると、ゾウ1頭あたりの運動場の面積は500平方メートル以上が望ましいとされる。しかし、現在は約390平方メートル。「現状では、面積不足であり、動物の福祉、環境エンリッチメント(動物が退屈せず快適に暮らせる工夫や取り組み)に適合していない状況にある」としている。

 野生なら群れで行動しているゾ…

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